なぜ養蜂を始めたのか?と訊かれることがあります。

会社務めで悶々としていた2002年、職場をボイコットしていた先輩が戻って来て、「休んでいる時に養蜂家のあと継ぎにならないか? って言われたよ。」と話していたのを耳にしたことがきっかけでした。紹介していただいて養蜂家のお爺さんを訪ねてみますと、後継者の話しではありませんでした。しかし私は、10歳の頃から、昆虫、特に蝶の飼育に没頭していたことがあり、「昆虫のことならよく分かる。」という自信がありました。これは忘れていた幼少の頃の記憶でしたが、活発に働く蜜蜂を見ていることで、鮮明に思い出しました。

 

そこで、1群の蜜蜂を買い、その後、原村のお爺さん養蜂家から1群もらい、すぐに養蜂園の名刺を作り、八ヶ岳山麓で採れた、そのままのはちみつを「八ヶ岳百花蜜」として販売を始め、「毎年違う八ヶ岳の自然をそのままいただく」というコンセプトに共感していただいたお客様に支持されるようになりました。2007年から、養蜂組合を通じて知り合った養蜂の先輩方より上質なアカシアの蜂蜜(長野県産)を仕入れさせていただき、販売を始めました。こうして、みつばちを増やす技術も身に付き、地元の養蜂家の先輩方のご協力をいただき、お客様に支えられてやってきました。

 

養蜂をやっていることで、世界のプロポリス業界のパイオニアであられる、ブラジル寺尾養蜂の寺尾貞亮社長をご紹介いただき、2015年11月にブラジルに赴き、研修させていただき、グリーンプロポリスの販売をさせていただくことになりました。

 

 ウェブサイトを立ち上げ、ますます意気揚々がんばるつもりです。

皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2017年 八ヶ岳西山麓にて